Ansysでは、SHELL131要素を使用して積層シェルデータに荷重を与えます。これにより、任意のシェル/サーフェスボディの上面または下面に荷重を与えることができます。 この要素は、Ansys Workbench Mechanicalのベータ機能として直接使用できます。次の3つの手順で有効化できます。 1.WBプロジェクトページで、[Tools] > [Options] > [Appearance]を順に選択し、画面下にスクロールして[Beta Options]ボックスにチェックを入れます。 2.[Tools] > [Options] > [Mechanical] > [Beta Feature Selection]を順に選択し、[Allow thermal variation along shell thickness]ボックスにチェックを入れます。 *注：Mechanicalでこの機能が有効になるように、Workbenchを再起動する（プロジェクトを保存し、Workbenchを閉じて、再度開く）ことが必要です。 3.Mechanicalを開き、[Geometry]でサーフェスボディを選択し、[Thermal Variation (Beta)]の設定で[Linear Variation]を選択します。 これらの手順を実行後、任意の荷重を適用すると、[Details]ボックスに[Shell Face]という名前の新しいフィールドが表示されます。このフィールドを使用して、上面または下面を選択するオプションが提供されるようになります。