接触要素の9番目の実数定数TAUMAXに非ゼロ値を設定することによって可能になります。これで、接触ペア間で生じた最大摩擦応力は制限されます。WB Mechaicalでは、対象の接触に次のコマンドを挿入することによって、この定義が可能になります。 RMODIF,cid,9,taumax TAUMAXは応力の単位を持ち、一般にTAUMAX = (降伏強さ)/平方根(3) という式で計算されます。この計算には、接触（Contact）側の材料の降伏強さが使用されます。また、このコマンドを使用するときには、接触挙動は非対称（Asymmetric）に設定して、さらに軟質な材料を接触（Contact）側に設定することを推奨します。