流体全般

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Workbench Polyflowでmm長さ単位で計算したい場合はどのようにすれば良いですか?

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      WorkbenchでPolyflowを使用する場合はデフォルトの長さ単位が(m)で取り扱われます。 これはSpaceClaim/DesignModeler/Meshingで作成された形状/メッシュデータの長さ単位が(m)としてPolydataに読み込まれるためです。 (e.g. SpaceClaimの画面上で”10mm x 10mm”のオブジェクトを作図した場合、Polydataには大きさ”0.01 x 0.01″のメッシュデータとして読み込まれます) そのため、通常はPolydataの入力単位系としてはSI(m-kg-s単位系)を用いることを推奨します。 一方で、mm-g-s単位系で Polydataの入力を統一したい場合には、SpaceClaimやDesignModelerで ジオメトリを作成する際に、本来の1000倍の長さで作図する必要があります。 (e.g. “10mm x 10mm”のオブジェクトの場合、SpaceClaimの画面上では”10000mm x 10000mm”のオブジェクトを作成すると、Polydataには大きさ”10 x 10″のメッシュデータとして読み込まれます。 この時、Polydataでの物性値や境界条件の入力を mm-g-s単位系で統一して入力します。 さらに、”Outputs>Set units for CFD-Post, Ansys Mapper or lges>Modify system of Units”から”metric_mm/g/s/mA+Celsius”など入力に則した単位系を選択します。 ※ SpaceClaimの場合は”作図前に”下記オプションを選択しておくことで、Polydata用にmm単位のメッシュデータを出力することが可能です。 ファイル > Space Claimオプション > 単位 > 長さ:(ナノメータ/マイクロメータいずれかを選択)