流体全般

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Windows環境でコマンドラインからFluentを起動する方法

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      Windows環境でFluentをコマンドプロンプトからコマンドラインで起動するためには、まず最初にFluentのインストールディレクトリにあるsetenv.exeを実行します。 デフォルトのインストールディレクトリは、C:Program FilesANSYS IncvXXXfluentntbinwin64 です。 ※ XXXはバージョンで、2020R1であればv201、2021R2であればv212になります。 setenv.exeを実行することにより、コマンドプロンプトに fluent と入力することで、そのバージョンのFluent Launcherが起動します。 さらにコマンドラインオプションを追加することで、様々な設定でのFluentを起動することが可能です。 2次元/3次元を指定する場合は2dや3dですが、代表的なコマンドラインオプションとしては以下のようなものがあります。 ・起動バージョンを指定する場合:-r 例)2021R2の場合⇒-r21.2.0 ・並列数を指定する場合:-t  例)8並列の場合⇒-t8 ・ジャーナルファイルを実行する場合:-i  例)test.jouを実行する場合⇒-i test.jou 以下は、Fluent Launcherを使用せずに起動する場合のコマンド入力例になります。 ●Fluent 2021R2(v212)を3次元単精度、4並列で起動する場合の入力例 fluent 3d -t4 または fluent -r21.2.0 3d -t4 または “C:Program FilesANSYS Incv212fluentntbinwin64fluent.exe” 3d -t4 ●Fluent 2021R2(v212)を2次元倍精度、8並列、日本語GUIで起動する場合の入力例 fluent 2ddp -t8 -setenv=”lang=ja” または fluent -r21.2.0 2ddp -t8 -setenv=”lang=ja” または “C:Program FilesANSYS Incv212fluentntbinwin64fluent.exe” 2ddp -t8 -setenv=”lang=ja” ●Fluent 2021R2(v212)を3次元倍精度、12並列で起動し、ジャーナルファイルを実行する場合の入力例 fluent 3ddp -t12 -i FILENAME.jou または fluent -r21.2.0 3ddp -t12 -i FILENAME.jou または “C:Program FilesANSYS Incv212fluentntbinwin64fluent.exe” 3ddp -t12 -i FILENAME.jou