構造&伝熱

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WB Mechanicalで、スポット溶接の直径を制御することは可能ですか。

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      Mechanicalでは、デフォルトで、スポット溶接ビームの直径はシェル厚さの10倍であると想定します。 これは[変数マネージャ]を介して任意の直径に設定できます。 例: Mechanicalのメニュー > [Tool] > [Options] > [変数マネージャ] >[Add]を右クリック Mechanicalで、[ツール] > [変数マネージャ] > [Add]を右クリックします。 [Variable] = weld diameter [Value] = 3.0 注:正確な名前を使用してください。[Value]は、デフォルトの直径に対するスケールファクターです。実際に必要な直径値ではありません。最後に、変数名の横の[Active]チェックボックスをクリックします。 例: 厚さ0.5mmの2つの薄板をスポット溶接で結合するとします。デフォルトの溶接直径は、0.5mm×10倍= 5.0mmです。結合しようとする2つのパーツの厚さが一定でない場合や複雑なジオメトリである場合など、入力(ds.datファイル)からデフォルトの直径が計算される理由を理解していただけるでしょう。 入力ファイルを作成します([Tools] > [Write input])。 入力ファイルを開きます。ビーム要素のデフォルトの直径値を示すSECDATAコマンドを探します。デフォルトの直径が5mmと示されたとします。必要な直径が15mmである場合、[変数マネージャ]では[Value]に3.0と指定します。デフォルトの直径5mmは3倍され、最終的な直径は15mmとなります。