流体全般

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Use Remote Linux Nodesオプションの紹介

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      Fluent起動時に選択できるUse Remote Linux Nodesというオプションを紹介します。 これはWindowsマシンでFluentの起動と操作を行い、計算などの演算をLinuxマシンで行う機能です。 Linuxマシンはグラフィック性能が低い場合が多いため、LinuxでGUI操作を行うとFluentの操作性が悪くなることがあります。このような問題は、グラフィック処理をWindowsに行わせ、演算のみLinuxで行うことで改善が期待できます。 例えば、以下のようなマシンが利用可能な場合に有用です。  グラフィック性能が高いWindowsマシン  グラフィック性能は低いが計算性能が高いLinuxマシン 詳細な設定やその他の機能は以下のマニュアルをご覧ください。 https://ansyshelp.ansys.com/account/secured?returnurl=/Views/Secured/corp/v193/flu_ug/flu_ug_sec_launcher_options_remote_parallel.html 計算だけではなくFluentのMeshing Modeとも併用できますので、メッシュ作成にも有用です。 この機能はジョブスケジューラと組み合わせることができます。 ・補足 似た機能にDual Process Buildがありますが、こちらはバグがあり現在使用できません。2019R3で修正される予定です。 Use Remote Linux NodesとDual Process Buildでは、機能面を考えるとUse Remote Linux Nodesが推奨です。Use Remote Linux Nodesはジョブスケジューラとの組み合わせなど、Fluent Launcherの機能が利用可能です。Dual Process Buildはこれらの機能が使えず、ファイルの読み込み方に制限があるなど、使い勝手が悪くなってしまいます。