構造全般

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S-N曲線はMechanicalの[疲労ツール]を用いたスペクトル疲労の場合どのように定義されますか

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      スペクトル疲労のエンジニアリングデータにおいてS-Nデータを定義する正しい手法は、次の2つの理由から直感的ではありません。 1. S-N曲線は、(log-log空間における)線形曲線または双線形曲線としてのみ定義できます。 S-N曲線を直接定義するには、疲労強度係数(Fatigue Strength Coefficient)および疲労強度指数(Fatigue Strength Exponent)を定義する必要があります。 使用するS-Nデータをテーブルに入力した場合の[疲労ツール]は、最初のデータポイント(最小サイクル)と最後のデータポイント(最大サイクル)の間に収まるように直線を配置します。 2. エンジニアリングデータがスペクトル疲労の線形または双線形S-N曲線を定義する際に使用する疲労強度指数(Fatigue Strength Exponent)は、従来Basquin式で「疲労強度指数」と呼ばれていた値(E-N曲線の弾性部)の負の逆数です。 従来の使用例では疲労指数は負の値です。 Mechanicalの[疲労ツール]を用いたスペクトル疲労の場合では、正の値になります。