モデリング&メッシング

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2次元軸対称モデルのX方向で反力が非ゼロとなるのはなぜですか。

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      底面が固定され、上面で引っ張られる円筒があるとします。ポアソン効果により、円筒は半径方向に収縮する傾向にあります。固定された支持によって収縮は阻まれますが、軸対称ケースではX方向に反力が働きます。こうしたX方向に働く力は、360度のモデル全体を考慮した際には相殺されます。 2次元軸対称モデルでは、X方向は円筒座標系内の半径方向であり、その方向は0~360度で変化します。3次元モデルでは、X方向は直交座標系内にあり、固定されています。こうした理由から、2次元軸対称モデルと3次元フルモデルで、X方向の反力を直接比較することはできません。3次元モデルでは、局所円筒座標系を作成してから、円筒座標系内に反力をスコープできます。X方向は半径方向を表し、2次元モデルの値と同じになります。