構造全般

構造全般

解析実行後に[結果情報]の[ソルバー出力]に表示される[SIMULATION ELAPSED TIME SUMMARY]で、[Elapsed Run Time in Solver]と[Total Elapsed Run Time]の違いは何ですか?これらの時間差が大きい場合、パフォーマンスの面で何らかの問題がありますか?

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      Participant

      [Total Elapsed Run Time] は、シミュレーション全体のクロック時間です。[Elapsed Run Time in Solver] は、モデルの解析に要したCPU時間です。これらの時間差は[Edit Time]と呼ばれ、プログラムが結果を保存し、スレーブ(コア)間でデータが交換される時間です。並列処理では[Edit Time]はありません。 [Elapsed Run Time in Solver]と[Total Elapsed Run Time]の差が大きい場合は、結果トラッカーと結果ファイルの出力間隔を確認してください。結果トラッカーが毎サイクル保存され、シミュレーションで100,000を超えるような非常に多くのサイクル数が実行される場合は、[解析設定]の[出力コントロール]で保存間隔を1サイクルごとから10以上のサイクルごとに増やし、結果トラッカーへの出力頻度を下げることをお勧めします。これにより、[Edit Time]を効果的に短縮でき、HPCパフォーマンスが向上します。