構造全般

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疲労解析ソフトウェアを用いずにランダム振動疲労を計算する方法

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      1.PSD解析を実行します。
      2.1・2・3シグマSEQV応力と材料S-N曲線を用いて、応力レベルごとに許容可能なサイクル数(N)を予測します。
      3.荷重ステップ4SEQV結果(1シグマ応力速度)を荷重ステップ3SEQV結果(1シグマ応力)で除算して、ラジアン/秒単位の統計的平均周波数を計算します。
      4.統計的平均周波数とpsd励起時間を用いて、すべての応力レベルでサイクルの総数を計算します(総サイクル = 時間×統計的平均周波数/2pi)。
      5.サイクルの68.27%で1シグマ応力、サイクルの27.18%で2シグマ応力、サイクルの4.28%で3シグマ応力に遭遇するものと仮定して、各応力範囲に関連するサイクル数(n)を推定します。4シグマ以上の応力は一般に遭遇するサイクルが極めて少ないので疲労寿命には影響しません。
      6.各応力範囲に関連するサイクル数(n)をその応力範囲で許容可能なサイクル数(N)で除算して、1・2・3シグマ応力によって生じる疲労損傷を計算します(損傷 = n/N)。
      7.損傷則を用いて、総疲労損傷を計算します(たとえば、総損傷 = n1/N1 + n2/N2 + n3/N3)。