構造&伝熱

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[環境温度]、ゼロ熱ひずみ参照温度、[参照温度]の違いは何ですか?

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      1.温度依存の線膨張係数を入力するとWorkbenchエンジニアリングデータで示される[ゼロ熱ひずみ参照温度]は、テスト中に物性値を取得したときに基準点として使用されたものです。テーブルに入力する線膨張係数(CTE)は、この温度における熱ひずみがゼロであると仮定した値です。デフォルト入力である平均CTEを使用するために、テーブル形式の入力に対してのみ表示されます。また、すべての温度に対して単一のCTEがある場合を除き、何らかの「ゼロ点」基準を必要とします。代わりに、瞬間CTEを入力する場合は、参照温度は必要ありません。 2.[静的構造]ブランチの詳細表示の[環境温度]は、現在の解析で熱ひずみがゼロである温度です(TREFコマンド)。異なる参照温度を使用してエンジニアリングデータの温度依存CTEを決定している場合、新しい基準を得るためにこれらのCTEを更新する必要があります(これはMPAMODコマンドの実行時に自動的に行われる)。 3.ボディの詳細表示の[参照温度]は、基本的には[環境温度]と同じです。[参照温度]はボディごとに定義できます(MP,REFT,)。[参照温度]と[環境温度](TREF)の値が異なる場合は、[参照温度]に指定された値が優先されます。