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構造&伝熱

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定常伝熱解析で、インポートした熱流束に対するスケールファクターをパラメータにする方法を教えてください。

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      インポートした熱流束のスケールファクターを、ネイティブでパラメータ化することはできません。 ただし、いくつかのAPDLコマンドを使用してパラメータ化できます。Mechanicalの[定常伝熱]の下にAPDLコマンドを挿入します([定常伝熱]を右クリックし、[挿入] > [コマンド]を選択)。 以下に手順を示します。 1.[インポートされた熱流束]オブジェクトの詳細 > [Definition] > [Tabular loading] > [プログラムによるコントロール]を[Ramped]に変更します(これにより、テーブルが内部的に作成されるため、APDLコマンドを使用してスケールファクターを追加できる)。 2.次に、入力ファイル内を確認するために、このテーブルの名前を把握しておく必要があります。  a) 入力ファイルを作成するには、[ツール] > [入力ファイルの出力]を選択して、コンピュータ内に保存します。これは、メモ帳ファイルです。  b) このファイル内で、文字列「Create Load Variation Table for Imported Load “Imported Heat Flux”」を検索します(Mechanicalにインポートした荷重オブジェクトの名前は、このケースでは「Imported Heat Flux」であり、検索対象の文字列としてそのまま使用)。  c) 以下のように、*DIMコマンドの横にテーブル名が示されます。 /com,*********** Create Load Variation Table for Imported Load “Imported Heat Flux” *********** *DIM, _lv_36__0, TABLE, 2, 40, , TIME, ELEM !Table name –> _lv_36__0 3) テーブル名を特定できました。Mechanicalで、[定常伝熱]の下にコマンドスニペットを追加し([定常伝熱]を右クリックし、[Insert] > [Commands]を選択)、以下のコマンドを貼り付けます(コマンドの前の感嘆符「!」は、コメントを追加するためのもの)。 以下のコマンドでは、次の操作を実行します(仮にテーブル名 –> A), A = A*Scale_Factor + A*0とする)。 ここでは、スケールファクターはARG1です。これをコマンドスニペットの詳細ボックスに入力し、ボックスにチェックを入れることでパラメータ化できます。 参考として簡単な例を含めました。 !スクリプトの開始 !インポートした熱流束に対して作成したテーブル名 –> _lv_36__0 !スケールファクター = ARG1 *toper,_lv_36__0,_lv_36__0,add,_lv_36__0,ARG1,0 !スクリプトの終了