構造全般

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基本の構造解析で大変形を有効化すると、固有値座屈解析で荷重係数が1減少するのはなぜですか。

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      基本解析が線形である場合には、摂動総荷重に座屈荷重係数を乗算したものが最終的な座屈荷重になります。 座屈荷重の予測は次式で表されます。 F_buckling = 0 + lamda * F_perturbed 基本解析が非線形である場合、最終的な座屈荷重は、リスタートポイントの荷重と追加の摂動荷重の合計であり、次式で表されます。 F_buckling = F_restart +lamda*F_perturbed[Keep Pre-Stress Load-Pattern] プロパティをデフォルトの[Yes]に設定すると、固有値座屈解析の構造静解析からの荷重パターンが保持されます。 そのため、基本解析を線形から非線形に変更すると、荷重係数は1減少します。