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[FAQ]

モデルを空間内に固定するためにリモート変位境界条件を適用し、モデルを変形させるためにリモート力境界条件を適用した場合、反力モーメントをどのように計算するのでしょうか。 反力とモーメントの計算方法の基本的な説明については、Ansysヘルプを参照してください。Ansys R19.2がインストールされている場合は、リンク先（https://ansyshelp.ansys.com/account/secured?returnurl=/Views/Secured/corp/v192/wb_sim/ds_Reactions.html）から参照できます。 反力モーメントは、反力にモーメント距離を乗算したものです。モーメント距離は、リモート力の位置からモーメント総計ポイントまでの距離です。 反力モーメントがリモート変位境界条件にスコープされている場合、総計ポイントはリモート変位境界条件の位置です。節点位置は、リモート力が加えられるポイントです。 リモート変位境界条件によって節点位置が空間内に固定されていない場合、リモート力境界条件の節点位置がシミュレーション中に移動することがある点に留意してください。 さらに、大変形を有効にした場合、大変形解析でモーメント距離を計算する際に、リモート力境界条件の節点位置の変位が考慮される必要があります。