構造全般

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APDLで時刻歴の計算結果を外部ファイルにエクスポートする方法

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      1.PRVARを使う方法、2. mwriteを使う方法, 3. vwriteを使う方法の3つがあります。 PRVARは、コマンドは少ないですが、Excel上でデータの区切り指定を行う必要があります。 mwriteは、コマンド行数は多くなりますが、Excel上の操作は不要になります。 vwriteはmwriteとほぼ同様ですが、変数の書き出し順番をより柔軟に設定できます。 1.PRVARを使う方法 以下のコマンドで、変数の結果リストのポップアップウインドウが表示されます。 表示されたウインドウのFileSave as …を選択し、名前を指定して保存することで、時刻歴の結果をテキストファイルとして書き出すことができます。 注:ヘッダーや区切り等を含むため、不要な部分をExcel上で削除してください —————————————————- post26 !time-history postprocessor nsol,2,2,u,x,ux1 !store results for displacement about x-axis at node 2 ESOL,3,1,1,F,X, !store results for force about x-axis at element 1 prvar,2,3 !print results —————————————————- 主なコマンドの内容は下記の通りです。 nsol,2,2,u,x,ux1:節点番号2のX方向変位を変数番号2に格納 ESOL,3,1,1,F,X,Fx1:要素番号1のX方向力を変数番号3に格納 prvar,2,3:変数番号2,3の変数の時刻歴結果のリストを表示する。 書き出す変数を追加する場合は、事前に変数を定義し、prvar,2,3,以降に数字を追加してください。 nsol, esolの変数番号を2番から始めているのは、1番が時刻としてすでに使用されているためです。 2.mwriteを使う方法 以下のコマンドをテキストファイルとして保存し、/inputコマンドでファイル名を指定しご利用ください。 へッダーの無いCSVファイルとして書き出す方法になります。コマンド実行後にできるCSVファイルは、Excelから直接開くことが可能です。 入力ファイルに含めて使用したい場合*createコマンドを使用して、マクロファイルとして書き出し利用ください —————————————————- post26 !time-history postprocessor nsol,2,2,u,x,ux1 !store results for displacement about x-axis at node 2 ESOL,3,1,1,F,X, !store results for force about x-axis at element 1 get,nrows,vari,0,nsets ! the next parameter is the number of the maximum var nvars=3 ! the first number on line following ! the mwrite must be edited manually to equal nvars-1 ! as parameters cannot be used in the format line dim,p26,array,nrows,nvars do,st,1,nvars vget,p26(1,st),st enddo mwrite,p26(1,1),filep26_mwrite,csv,,jik,nvars,nrows (2(g16.9,’,’),g16.9) —————————————————- 主なコマンドの内容は下記の通りです。 get,nrows,vari,0,nsets:タイムステップ数を取得し、nrowsに保存 dim,p26,array,nrows,nvars p26という配列をnrows×nvarsのサイズで確保 vget,p26(1,st),st:p26のst列目に、変数番号stの変数を格納 mwrite,p26(1,1),filep26,csv,,jik,nvars,nrows (2(g16.9,’,’),g16.9) :p26配列のデータをfilep26.csvに書き出し。(2(g16.9….は数字の書式指定。 書き出す変数を追加する場合、(2(g16.9….の”2”をnvars-1に変更するようご注意ください 3.vwriteを使う方法 基本的な使用方法は *mwriteの場合と同じです。 以下のコマンドをテキストファイルとして保存し、/inputコマンドでファイル名を指定しご利用ください。 へッダーの無いCSVファイルとして書き出す方法になります。コマンド実行後にできるCSVファイルは、Excelから直接開くことが可能です。 入力ファイルに含めて使用したい場合*createコマンドを使用して、マクロファイルとして書き出し利用ください —————————————————- post26 !time-history postprocessor nsol,2,2,u,x,ux1 !store results for displacement about x-axis at node 2 ESOL,3,1,1,F,X, !store results for force about x-axis at element 1 !Moves a variable into an array parameter vector. vget,ux1,2 vget,Fx1,3 vget,ts,1 *cfopen,filep26_vwrite,csv *vwrite,ts(1),ux1(1),Fx1(1) (2(g16.9,’,’),g16.9) *cfclos —————————————————- 主なコマンドの内容は下記の通りです。 vget,ux1,2:配列ux1に、変数番号2の変数を格納 *vwrite,ts(1),ux1(1),Fx1(1) (2(g16.9,’,’),g16 :配列ts,ux1,Fx1のデータをfilep26.csvに書き出し。(2(g16.9….は数字の書式指定。 書き出す変数を追加する場合、(2(g16.9….の”2”をnvars-1に変更するようご注意ください