流体全般

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Slip condition境界条件でクーロン摩擦のモデル化は可能ですか?

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      Slip condition境界条件で圧力依存のSlip関数を用いることでクーロン摩擦の近似が可能です。 速度依存関数には”Asymptotic law”を設定し、Fslip=1、Vcには主流速度と比較して十分に小さな値を指定します。 圧力依存関数には”Linear dependence for p>=0″を設定し、パラメータαで摩擦の大きさを決定します(摩擦係数に相当します)。 注意点: ・一般にαが大きいほど収束性は悪化します ・Vcは圧力依存関数を適用する壁近傍速度の下限を指定します。  Vcを小さく設定する場合は低速域で厳密に圧力依存関数を適用する反面、収束性悪化の可能性があります。