流体全般

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Slip境界条件に起因する収束性悪化や非物理的な速度場の解を改善する方法

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      Slip境界条件には”Advanced options”というメニュー項目があります。 ——— Main menu > F.E.M. Task 1 > Sub-task > Flow boundary conditions > Slip conditions > Advanced options ——— ここで”Interpolation rule”は収束性が悪い場合や、収束解の速度分布が非物理的と判断する場合などに変更します。 ——— 0 – constant per element(要素毎に一定の補間) 1 – same as PRESSURE field(圧力場と同一の補間) 2 – same as VELOCITY field(速度場と同一の補間) 3 – Program Controlled(Polyflowによる自動選択(通常は速度場と同一の補間)) ——— 同一メニュー内にある”epsilon”の値は Listing fileに変更の指示が出た場合に(その指示内容に従い)変更することが推奨されます。(通常は”epsilon”に小さな値を設定することでSlip境界の数値精度が向上します) また収束性に関しては”Numerical parameters”メニューの”Convergence strategy for rheology/slip”オプションによる計算安定化も有効です。