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November 21, 2024 at 12:16 amtakahiro.ishii.keSubscriber
お世話になります。
Optic Studioの解析アプリである物理光学伝搬にてビーム解析を行う際のビーム定義項目について質問がございます。
①ビームタイプ項目で「ガウスウェスト」を選択した場合、任意のウェスト径を持つコヒーレントな平行光が入射すると考えてよろしいのでしょうか。
②光源が広がりを持つような光学系を想定する場合、「ガウス角度」や「ガウシアンサイズ+角度」を選択するべきなのでしょうか。
宜しくお願い致します。
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November 21, 2024 at 7:27 amTakashi MatsumotoAnsys Employee
ご質問いただきまして、ありがとうございます。
回答させていただきます。
物理光学伝搬は、コヒーレントなビームの解析に用いられる機能で、そのようなビームは理想的にはガウスビームとしてして伝搬することが知られています。
物理光学伝搬はこのようなビームの状態を解析するための機能です。
そのため、厳密な意味でのコヒーレントな平行光は扱えません。
①のガウスウェスト、②のガウス角度は、上の図のガウスビームの大きさと発散角を表しており、
以下の式を通じて、波長を定数と考えれば同じことを表します。
例えば、以下の様に、角度とウェストを調整すれば同じ値が得られます。
ガウシアンサイズ+角度は、以下のヘルプファイルの記載内容の様に、
ビームウェスト位置を設定した面からずらします。ですので、基本的に発散角度から求まるビームウェストよりも、設定するビームウェストの値は小さくする必要があります。
そうではない場合は、ここに書いてある通り、ガウス角度と同じ分布となります。
以上となります。
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