ANSYS製品

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Autodynの破壊条件について

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    • Eijiro Maeda
      Subscriber
      Autodynを用いて衝撃波の照射による物質の変形や破壊を解析しています.
      Autodynは流体シミュレーションが基本のように見受けますが,衝撃波が照射された物質内部の応力やひずみはどのように計算しているのでしょうか?
      流体ー構造連成解析で構造解析を行っているのでしょうか?
      また,破壊される場合の破壊条件のようなものはどのように設定されるのでしょうか?

      当方の解析では水中での衝撃波照射を想定し、水中モデルの中にソフトにプリセットされている材料を設置しています。衝撃波の発生によって物質が変形している様子が分かりますが、それがどのような計算の結果なのか今ひとつ理解できていません.

      ご教示よろしくお願いいたします.
       
    • Kazuhiro Matsuda
      Ansys Employee
      お問い合わせありがとうございます。
       
      Autodynは構造シミュレーションを基本とし、流体シミュレーションおよび流体-構造連成シミュレーションも行うことができるソフトウェアです。
       
      ご質問に対して回答いたします。
       
      Q)衝撃波が照射された物質内部の応力やひずみはどのように計算しているのでしょうか?
      Q)流体ー構造連成解析で構造解析を行っているのでしょうか?
       
      A)構造解析ソルバーにて計算されています。
       
       
      Q)破壊される場合の破壊条件のようなものはどのように設定されるのでしょうか?
       
      A)構造モデルに対して以下の方法で破壊(エローディング)条件を設定することができます。
       
      a1 ジオメトリのひずみ
      a2 材料特性で設定された破壊基準
      a3 最小タイムステップ
       
      補足
      これらすべての条件を設定することができ、どれかひとつでも破壊条件を満たした場合に要素が破壊します。
      a1,a3は計算を効率よく行うための機能です。
      明確な材料破壊基準がある場合にはa2を設定し、a1,a3は無効にすることを推奨しています。
       
       
      なお、Online Helpにも詳細情報が記載されています。
      参考にリンクを貼っておきます。
       
      陽解法動解析ガイド
      その中の
      10.1.5. 陽解法流体-構造連成 (オイラー-ラグランジュカップリング)
      11.13. エロージョン
      11.13. エロージョン (ansys.com)

      以上
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