ANSYS製品

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相変化を伴う過渡伝熱解析

    • Yosei Yoshida
      Subscriber

      初の投稿でして,このトピックの投稿場所がこちらで合っているのかわかりませんが質問させていただきます.

      相変化(固体→液体,液体→固体)による潜熱を考慮するためにエンタルピ法の利用を考えています.
      エンタルピは以下のように設定しています.
      0℃:0.00001 J/m³
      1410℃(溶融開始点):659696700 J/m³
      1430℃(溶融終了点):8420867000 J/m³
      2840℃:1517834000 J/m³

      また,これら以外の物性値として以下を設定しています.
      密度:7930 kg/m³
      等方性熱伝導率:20 W/(m・℃)
      定圧比熱:590 J/(kg・℃)

      モデルに対して一様に0.1W/mm³の熱量を与えることで加熱を行う解析を実行すると,途中までは計算が実行されるのですが,溶融開始点に差し掛かると,
      警告「未収束解(サブステップ999999で識別)は解析のデバッグのための出力です。この時間における結果は他の目的に使用すべきではありません。」
      エラー「拘束条件等の設定のために、非線形解析の計算が収束しませんでした。構造解析を行っている場合、剛体移動が生じないような拘束条件を設定しているかどうかを確認してください。また、伝熱解析を行っている場合には、伝熱のための材料物性値や熱伝達係数曲線の設定で、温度領域全体にわたってその接線勾配が正となっているかどうかを確認してください。」
      などとメッセージが出力され,解析が途中で終了してしまいます.

      サブステップは自動時間ステップをOnにしており,
      初期サブステップ:200
      最小サブステップ:20
      最大サブステップ:2000000000
      と設定しているため,ステップ幅は問題ないと思うのですが...

      何が原因で熱流束が収束しないのでしょうか?

    • Yosei Yoshida
      Subscriber

      解決しました.

      「解析設定」=>「非線形コントロール」=>「ラインサーチ」
      を「On」にして実行するとエラーが出力されずに最後まで計算されました.

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