LS-DYNAでの粘性減衰の設定方法について

[hidechika.karasawa.74]

現在，片持ちの金属板に対する衝撃解析を実施しています．

板の挙動を再現するため，板に粘性減衰を定義したく検討していますが，粘性減衰はどのように設定できるのでしょうか．

ご教示頂けますと幸いです．よろしくお願いいたします．

[Kazuhiro Matsuda]

お問い合わせありがとうございます。

グローバル減衰を設定するのはいかがでしょうか。
キーワードは　*DAMPING_GLOBAL　です。

以上

[hidechika.karasawa.74]

ご回答頂き有り難う御座います．

グローバル減衰とはどのような考え方にもとづく減衰なのでしょうか？

ご教示頂けますと幸いです．

[Kazuhiro Matsuda]

追加のお問い合わせ、ありがとうございます。

LS-DYNAを使いこなしていくうえで、キーワードの意味を理解することは大切です。
LS-DYNA Keyword Manual Vol.1の*DAMPING_GLOBALを確認ください。
Purpose: Define mass weighted nodal damping that applies globally to the nodes of deformable bodies and to the mass center of the rigid bodies. For specification of mass damping by part ID or part set ID, use *DAMPING_PART_MASS.
と書かれています。
今回は変形体に対してですので、節点速度に対して減衰力を負荷することになります。
また、追加情報として特定のパートにだけ減衰を与える場合は、*DAMPING_PART_MASSでパートごとに設定できます。
詳しい設定は同じくKetword Manualで*DAMPING_PART_MASSの項を確認ください。

キーワードマニュアルはLS-DYNAダウンロードサイトからダウンロードができます。
サイトのURL等についてはLS-DYNAを管理している担当の方に確認いただけると幸いです。

[hidechika.karasawa.74]

再度のご回答，誠に有り難う御座いました．