エレクトロニクス

エレクトロニクス

Integration lines or U/V Axis Line for circular and rectangular ports

    • ef9w3
      Subscriber

      導波管のHFSS解析において、
      円形・矩形の1~5次までのモードに対し、それぞれでu軸v軸または積分線をどのように定義するのが最適かご教示いただけますと幸いです。
      特にu軸v軸は、円形において偏波が回転しないようにするための設定であるという認識ですが、
      丸角導波管では、矩形の方も設定する必要があるのでしょうか。
      よろしくお願いいたします。

    • Takeshi Itadani
      Ansys Employee

      Wave Port の Align Modes Analytically Using Coordinate Systemは、円形導波管を含め、正方形導波管、長方形導波管、などの標準導波管のモードを調整する為に利用され、ポート面にU-V軸を描画してモードの配置を決定します。このモードで1 U軸を設定(自動的にV軸も設定)された場合は、Integration Line の設定は不要です。注意点としては、この設定をした際には Wave Port 面の特性インピーダンスの解析は行われなくなりますので、Wave Port 面の特性インピーダンスの確認はご利用いただけません。

    • ef9w3
      Subscriber

      ご回答ありがとうございます。
      追加で質問がございます。

      1. 導波管のように入力と出力の2つのポートがある場合、添付のスライドを見るとAline modes using integration linesが適しているのではないかと考えたのですが、2つのポートが方形と円形の場合もこの設定でよいのでしょうか。円形では偏波が回転しないようU軸を設定すると積分線の設定が不要とのことですが、方形ポートでの積分線設定と円形ポートでの U 軸設定は両立できないのでしょうか。
      2. モードの次数に合わせて積分線は変更する必要があるのでしょうか。それとも全て同じ積分線を定義するのでしょうか。

      以上、よろしくお願いいたします。

    • Takeshi Itadani
      Ansys Employee
      > 1. 導波管のように入力と出力の2つのポートがある場合、添付のスライドを見ると
      > Aline modes using integration linesが適しているのではないかと考えたのですが、
      > 2つのポートが方形と円形の場合もこの設定でよいのでしょうか。
      > 円形では偏波が回転しないようU軸を設定すると積分線の設定が不要とのことですが、
      > 方形ポートでの積分線設定と円形ポートでの U 軸設定は両立できないのでしょうか。
       
      Aline modes using integration lines で Integration Line を設定する方法は、
      発生するすべてのモードの電磁場の振る舞いがわかっている場合でないと設定できないため、
      非常に設定が困難です。
      ご提案した Aline modes analytically using coordinate system の場合は Ingtegration Line の設定は不要です。
      方形ポートでも同様に U軸を設定していただければ結構です。
       
      > 2. モードの次数に合わせて積分線は変更する必要があるのでしょうか。
      > それとも全て同じ積分線を定義するのでしょうか。
       
      上記の通りです。
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