ANSYS製品

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APDLを用いた音響の時刻歴応答解析について

    • ayumu4989
      Subscriber

      はじめまして。APDLを用いて、とある音源から放出された音波が障害物を通過する際の様子を解析により求めたいですが、リアルコンスタンスに関するエラーが出て解析を実行できません。
      なにかアドバイスがあればよろしくおねがいします。

      参考までに作成したモデル図とエラー文を掲載しておきます。

      また、verをR16まで下げれば同様の手順でも解析をすることができました。しかし、解析結果が現実と乖離する結果になってしまったのでできれば最新のverで解析したいと考えています。
      (古いverだと解析結果の精度に影響はあるのでしょうか?)

       

    • Wataru Nakayasu
      Ansys Employee

      平素よりご利用頂きありがとうございます。

      ID=1のリアルコンスタントを2つの異なる要素タイプFLUID29とFLUID129で使用されているようですが、これらの要素がリアルコンスタントで指定する物理量は異なります。

      FLUID29では参照圧力を指定、FLUID129では半径と囲い込み円形中心の座標を指定します。

      【要素リファレンス】

      FLUID29 2 次元軸対称周波数応答音響流体

      FLUID129 2 次元無限境界音響

      これらの要素がどちらもリアルコンスタント=1を参照しており、異なる物理量を2タイプの要素で共通させようとしているのが原因と思われます。

      古いバージョンでは昨今のバージョンと比べて使用される要素タイプそのものやデフォルトの設定等に違いがありますため、設定そのものが変わっている可能性があります。

       

       

      また本エラーとは関係ないかと存じますが、解析ファイルディレクトリが文字化けしているため恐らく全角文字を使用されているかと存じます。

      2バイト文字の使用はデータの読み書き・移動の際に原因不明のエラー要因となり得ますので、解析ファイル名およびパス名には1バイト文字のみを使用されることを推奨いたします。

       

       

      • ayumu4989
        Subscriber

        ご回答ありがとうございます。

        もしよろしければ具体的な解決方法を提示していただけると幸いです。

        リアルコンスタント1を要素タイプFLUID129のみで使用したいです。

         

         

    • Wataru Nakayasu
      Ansys Employee

      Real Constantsからリアルコンスタントを追加頂き、割り当てる要素タイプを選択して設定下さい。

      リアルコンスタントID=1をFLUID129に割り当てて半径と中心座標を定義、続けてリアルコンスタントID=2以降を追加してFLUID29に割り当て参照圧力を定義頂ければと存じます。

       

      • ayumu4989
        Subscriber

        ご返信ありがとうござます。

        それぞれリアルコンスタンを割り振ったのですが同様のエラー文が出てしまいました。

        その他の解決方法がございましたらご教授ください。

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