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May 2, 2024 at 8:11 am優翔 矢崎Subscriber
User MaterialでHenyey Greenstein formulaを使用する際にScattering propertiesに入れる値についての質問です。Scattering propertiesにいれる値を散乱係数μと等価散乱係数μ'のどちらを入れればいいのか分かりません。今までは散乱係数の値を入力していたのですが、挙動がおかしく、等価散乱係数を入れたほうが望んでいるシミュレーションが得られる状況です。
等価散乱係数を入れたデータで正しくシミュレーションが実行できているのでしょうか。ご教示お願い致します。
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May 14, 2024 at 3:21 amRyosuke NakajimaAnsys Employee
User MaterialでHenyey Greenstein formulaを使用する際のScattering propertiesに入力する値についてですが、Henyey Greenstein formulaは、Scattering variationとScattering phase functionの2つのパラメータから定義されます。
各パラメータに適した値をご入力ください。Scattering variationは、光線が媒質中の粒子によって散乱される前に進む平均距離の逆数に相当します。
これにより、媒体の散乱能力がわかります。Scattering variationが小さくなるほど、媒質の散乱が少ないことを意味します。Scattering phase functionは、光線が媒質中の粒子によって散乱される際にどれだけ方向性を持っているかを示す値です。
Anisotropy factor g は、-1 < g < 1 の範囲で取り、その値に応じて以下のような伝搬が発生します。
g=0 の場合、光線は等方的な伝搬となります。
g=1 の場合、高い確率で光線が前方に伝搬されます。
g=-1 の場合、高い確率で光線が後方に伝搬されます。UserGuide 参照ページ :
https://ansyshelp.ansys.com/account/secured?returnurl=/Views/Secured/corp/v241/en/Optis_UG_LAB/Optis/UG_Lab/scattering_properties_162668.html
https://ansyshelp.ansys.com/account/secured?returnurl=/Views/Secured/corp/v241/en/Optis_UG_LAB/Optis/UG_Lab/scattering_phase_function_162669.html
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