EV向けモータ開発シリーズ4:熱マネジメントと冷却戦略
ますます複雑化する自動車用途に対応するため、電気モータが小型化し、よりハードに働くようになると、余分な熱が発生し、効率が大幅に低下します。設計によっては、永久磁石の性能限界が押し上げられ、磁石が減磁してしまいます。
熱管理は、電気機械の設計プロセスの早い段階で分析する必要がある大きな課題です。
このウェビナーでは、ウォータージャケット冷却と油冷の違いについて説明し、熱性能の正確なシミュレーションが設計のトレードオフや検討の初期段階でいかに役立つかを実演します。 また、油冷式モータの詳細なCFDモデリングのベストプラクティスについても説明します。
【学習内容】
- 自動車用モータの冷却方式・ウォータージャケットと油冷システムの長所と短所
- ANSYS Motor-CAD から ANSYS Discovery に最適化されたモータアセンブ リ(油冷を含む)をエクスポートし,3D ジオメトリを作成する
- 最適化されたMotor-CADモデルをANSYS Fluentで調査し、正確なCFD結果を使用してキャリブレーションを実施
- キャリブレーション後の油冷モデルに対して、Motor-CADで多数の動作点を迅速に実行する方法