Ansys ModelCenterハンズオンワークショップ: MDAO(Multidisciplinary Design Analysis and Optimization)環境の実現
現代においては、飛行機や自動車といった製品から事務機器やコンシューマーエレクトロニクスに至るまで、製品に求められるシステム要求や機能は加速度的に高度・複雑化する傾向にあります。
製品開発は、それに伴い性能・コスト・安全性・環境対応など、複数の要求を同時に満たすことが求められています。 特に航空宇宙、自動車、エネルギーなどの分野では、構造・熱・流体・制御・電気といった複数のドメインが密接に関係する複雑なシステム設計が不可欠です。
そのような状況下で、航空宇宙・防衛業界で米国を筆頭に実施されているのが MDAO(Multi-Domain Analysis and Optimization) です。
MDAOでは、性能・コスト・安全性・環境など複数の解析領域を統合し、設計の探索や最適化を行います。特に SysML と連携することで MBSE(モデルベースドシステムズエンジニアリング)の実現に大きな力を発揮しますが、MBSE を導入していない場合でも最適化手法として高い効果を発揮します。
しかし現実には、以下のような課題があります:
- ツール間連携の複雑さ:構造解析・流体解析・制御設計など、異なる領域や異なるベンダーのシミュレーションツールを統合する必要がある。
- ワークフローやデータ受け渡しの自動化:解析順序やデータの受け渡しを自動化しなければ、手作業では非効率でエラーも発生しやすい。
こうした課題を解決するためのプラットフォーム Ansys ModelCenter® を実際に操作しながら、MDAOの基本概念から実践的なワークフロー構築までを体験いただきます。
<こんな方におすすめ>
- MBDを効率化したい方
- トレードスタディや設計探索に興味がある方
- 社内の解析モデルの活用を促進されたい方
<セミナーでのポイント>
- 詳細で簡易な設定・操作に関するデモンストレーション
- 経験豊富なAnsys技術者による質疑応答
<申込締切>
2026年1月23日(金) 18:00



