高周波解析における導体の効率的な取り扱い ~表皮効果をどのように考慮するべきか

導体において高周波電流が存在するのは表面近傍に限られます。高周波電流が存在領域の厚さである表皮厚さは周波数の平方根に反比例します。ゆえに、高周波領域での解析では「導体内部には電流が存在しない」ことを前提に解析し、解析負荷の軽減を図るのが一般的です。 しかし、低周波領域では表皮厚さが大きくなり上記の近似は怪しくなります。広帯域の解析では、上記の近似が使いたい高周波帯と、怪しくなる低周波帯とが、共存することになります。 本セミナーでは、そのような場面でのAnsys HFSSにおける対処方法についてご説明いたします。

レベル:
前提となる基礎知識は中高生レベルの数学と物理

こんな人に受講をおすすめ:

  • 薄い導体を含んだ解析を行いたい方
  • Ansys HFSSで広帯域の解析を行いたい方
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