ご質問いただきまして、ありがとうございます。
回答させていただきます。
物理光学伝搬は、コヒーレントなビームの解析に用いられる機能で、そのようなビームは理想的にはガウスビームとしてして伝搬することが知られています。
物理光学伝搬はこのようなビームの状態を解析するための機能です。
そのため、厳密な意味でのコヒーレントな平行光は扱えません。
①のガウスウェスト、②のガウス角度は、上の図のガウスビームの大きさと発散角を表しており、
以下の式を通じて、波長を定数と考えれば同じことを表します。
例えば、以下の様に、角度とウェストを調整すれば同じ値が得られます。
ガウシアンサイズ+角度は、以下のヘルプファイルの記載内容の様に、
ビームウェスト位置を設定した面からずらします。
ですので、基本的に発散角度から求まるビームウェストよりも、設定するビームウェストの値は小さくする必要があります。
そうではない場合は、ここに書いてある通り、ガウス角度と同じ分布となります。
以上となります。