流体全般

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滞留時間のコンターを表示したい

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      POLYDATAで設定済みのタスクに下記サブタスクを追加することで滞留時間の算出が可能です。 ——- 1. Create a sub-task [いいえ] > Postprocessor [OK] > Residence time [OK] 2. 流入境界を選択して [Modify] > Value imposed = 0 (a=b=c=0) [Upper level menu] ——- ・value=0は指定した流入境界を滞留時間の開始基準(t=0)とすることを意味します。 ・壁面や出口など他のすべての境界はデフォルトの”No condition”のままで結構です。 ・上記設定後に再計算が必要になります。 ・CFD-Postには”RESIDENCE TIME”という変数名で出力されます。 ■注意点 メッシュが粗い、メッシュアスペクト比が高い、メッシュが低品質であったり、 流れ場に極端に滞留する箇所がある場合には、滞留時間(スカラー)に顕著な 数値振動が見られる場合があります。 その場合は滞留時間の最小値がマイナスを示すことがありますが、通常はCFD-Postの コンター表示で”Range: User Specified”を選択し、Min=0, Max=(適当な最大時間)で 表示範囲区切ることで妥当な分布を表示することができます。 ■補足 ・例題マニュアルの EX.19(rtd)で具体的な設定例を紹介しています。 ・User’s Guideの中に詳しい説明があります。 ——- Polyflow User’s Guide (2020 R2) Computing Derived Quantities > Residence Time https://ansyshelp.ansys.com/account/secured?returnurl=/Views/Secured/corp/v202/en/poly_pf/pf_ug_sec_derived_residence.html ——-