構造全般

構造全般

次の警告は何を意味しますか。また、どのような状況であれば無視できますか。[One or more MPC contact regions or remote boundary conditions may have conflicts with other applied boundary conditions or other contact or symmetry rregions. This may reduce solution accuracy.]

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      この警告は、MPC接触や、ジョイント、リモート力/変位、質点、リモート点といった任意のリモート拘束に対して、同じジオメトリスコープが選択されている場合に発生することがあります。 また、Ansysが内部的に剛体と質点を重心にて接続する方法によっては、剛体が原因でこの警告が発生することもあります。 この警告は、解析に一切影響しないこともありますが、競合している境界条件の各ペアの一方が無効化されることを意味する可能性もあります。 そのため、少なくとも警告の原因を特定しておくことは必要です。 拘束の確認は、[Solution Information]に移動し、[Graphics]タブに切り替えて、赤色の接続線を確認します。同一ジオメトリエンティティへの複数の接続がないか確認します。 接触については、[Connections]ブランチを右クリックし、[Check Overlapping Contact Regions]を選択します。 また、拘束が無効化された場合(ワーストケースシナリオ)に[Solution Information]に表示される典型的な警告としては、次のものがあります。 [“*WARNING*: No MPC equations were built for the contact pair identified by real constant set 5 due to overconstraint detection logic. Please check your model carefully.] 警告の確認は[Solution Information]をクリックし、[Ctrl] + [F] を用いて検索します。 「overconstraint detection logic」または「No MPC equations」のように、リアルコンスタントセット番号のような具体的なモデル情報を含まない一意のテキストを警告文内で検索します。 無効化された拘束がなければ、ほぼすべてのケースで警告を無視することができます。